犬・猫の平均寿命は長くなり続けており
近年のペットブームのおかげで一気に平均寿命の伸びが加速しています
昔の犬が7歳で寿命を迎えていたのが、現在では2倍の14歳まで長生きすることができるようになっているんです
- 動物医療の発展
- フードの進歩
- 飼い主の意識変化
の3つの要素が相乗効果で良い影響を与えているわけですが
今回は、そこのところを詳しく紹介していきたいと思います

犬は7歳くらいで死んじゃうって、おじいちゃんに聞いたけど
うちのクロは今5歳だから、あと2年したらお別れになるのかなぁ
もうすぐいなくなっちゃうのは寂しいなぁ・・・

大丈夫、今の犬は昔より長生きするから
ミニチュアダックスのクロは14歳まで生きていれるわ
でも、犬が長生きするためには
飼い主が犬の健康を把握・管理しておかないといけないから
アナタもクロを毎日撫でて、クロの体調を調べておいてね

はーい
目次
犬や猫の平均寿命は年々長くなっている
犬や猫の平均寿命が年々長くなっていることは、アナタも感じているかもしれませんね
一般社団法人ペットフード協会の平成26年度の資料によると
犬の平均寿命は14.17歳、猫は14.82歳らしいですが
ペットフード協会の会長さんによると、昭和58年の独自調査では犬の平均寿命は7.5歳だったそうです
ペットフード協会の平均寿命の推移のデータを見る限りでは
犬の寿命はここ30年で2倍になっているということになります
また、猫の平均寿命も犬と同じように伸びています
1990年代は5歳~6歳くらいが猫の平均寿命で、犬の方が長生きしていたわけですが
犬と同様、徐々に寿命が延び続けていき
2003年くらいから急激なペースで平均寿命が延びました
引用元:PEDGE https://pedge.jp/reports/pet-aging/
※ちなみに26年度のペットフード協会の資料では、以下の記述がありました
犬の飼育頭数は1034万6000頭で飼育世帯は15.06%。
猫の飼育頭数は同年995万9000頭、飼育世帯は10.13%
イヌ派の私としては、猫に負けたくない!
(`・ω・´)
うちの犬(ミニチュアダックスフンド)の平均寿命
うちで飼ってる犬(ミニチュアダックスフンド)は小型犬に該当しますが
小型犬の平均寿命は平均14歳、人間で言うと72歳まで平均して生きることができます
小型犬は大型犬よりも寿命が長いんですよ~特にMダックスは甘えた鳴き声がめちゃ可愛いんでおすすめです!
(*≧∀≦*)
クロによるご主人様のお見送り、父によるとこの後10分くらいこのままじーっとしてたとのこと、可愛すぎやろー
♯犬 ♯お見送り ♯かわ犬 pic.twitter.com/bVc454TNlo— 柳田隆史 (@8KdYjfRcKtHNz7M) 2018年11月18日
ウチのクロがお父さんにご飯をもらおうとアピールしてるところを撮影しました#犬 #鳴き声 #甘え声 #餌 #もらうとき #アピール
犬は餌が欲しい時の鳴き声が上手い https://t.co/z640icXMkL @YouTubeさんから— 柳田隆史 (@8KdYjfRcKtHNz7M) 2018年11月12日
友達が飼ってるチワワも僕が飼ってるミニチュアダックスも、同じくらいの体型なので平均寿命は同じですが
同じ小型犬でもトイプードルはサイズがちょっと大きいので、その分寿命が短くなることが予想されます
まぁ寿命が短いといっても、小型犬と大型犬の平均寿命の違いは2歳くらいと言われているので
ミニチュアダックスやチワワと同じ小型犬に属するトイプードルは、半年くらいミニチュアダックスより早く亡くなる程度のものだと思われます
下の写真は私の姉が飼ってるトイプードルのウルちゃんです(現在11歳、人間で言うと60歳のお年寄りなのでそろそろ寿命が近づいてきましたがまだまだ元気!)
おねえちゃんが飼ってるトイプードル。白内障の手術して目が弱ってて、もう老犬だけどこの前お姉ちゃん家言ったらワンワン元気に吠えとった。やっぱ女性は男性よりも犬の健康管理も上手だと思う#トイプードル #犬の健康管理 #女性の方が上手い #甘やかしてばかりじゃダメ pic.twitter.com/irouZQ8Ig6
— 柳田隆史 (@8KdYjfRcKtHNz7M) 2018年11月26日

ちなみに、お姉ちゃん家のウルちゃんは
一昨年に白内障の手術をしています
最近では犬の手術をしてくれる動物病院も多くなってるので
犬の単純な寿命だけでなく、犬の健康寿命も伸びているんですよ
なんで犬・猫の寿命がこんなに長くなっていってるの?
引用元:PEDGEhttps://pedge.jp/reports/pet-aging/
昭和22年の日本人の平均寿命が52歳と言われていますが
犬や猫の平均寿命の伸び率は人間以上のスピードですね
ペットの寿命が延びてきたのは、人間と同じで「良い食べ物を食べられるようになった」ことはもちろん
動物医学の発展のおかげで昔は治療困難と思われていた病気・怪我が治療できるようになったこと
動物病院がたくさん出来て、獣医師さんが身近になりアドバイスを色々聞けることが挙げられますが
もちろん、ペットの健康ブームのおかげでペットにお金や手間をかけるのに抵抗がなくなった人が増えたことが大きいことでしょう
昭和時代に飼われていた犬は人間の余り物ごはんを食べていました
ご飯にお味噌汁をぶっかけたねこまんまを夕御飯に食べさせるといったことは
昭和に生まれた人にとっては当たり前だったことでしょう
犬の気持ち的には「ねこまんまめちゃくちゃ美味しいやん!」てな感じでガツガツムシャムシャがっついていたと思いますが
現在販売されているような、緻密に犬の健康を考えたドッグフードと比べると健康維持の面で格段に劣ると思われます
犬の寿命の伸び率を人間に換算するとこうなる
犬の7歳は人間で言うと44歳くらい、8歳は48歳くらいに当たります
犬の平均寿命は2倍になっているので、今の犬の寿命は人間で言うと72歳~80歳くらいになりました
※(「うちの子何歳だっけ?」犬の年齢がわからないときの調べ方を紹介)の犬年齢の人間換算表を参考にしています
ペットの高齢化が進むのは喜ばしいことであるのは間違いありません
ですが、ペットは長生きするために生まれてきたわけではないということは覚えておいてください
過度な健康管理やしつけが犬・猫のストレスになってしまうよりも
適度に・ほどほどに・飼い主に負担が掛からない程度に、ペットと一緒に暮らすことをおすすめします

昔の犬って44歳で死んじゃってたんだ
ずいぶん短命だったんだね
今、10歳以上生きられる犬や猫が増えてきたのは
嬉しいなぁ

あら、短命なんて難しい言葉をよく知ってるじゃないの
いくら長寿の犬・ 猫が増えてきたからといって
犬や猫の一生は人間に比べるとはるかに短いわ
人間の1週間は犬・猫にとっては1ヶ月くらいに感じるでしょうね
だから、できるだけペットと触れ合うようにして
楽しい犬生・猫生を歩ませてあげてね
人間よりも寿命が短い犬・猫だからこそ、楽しく!
ペットが自分で「不味くても健康にいいものを食べよう」とか「太ってきたからダイエットしよう」なんて考えるはずはありませんので
ペットの健康管理はすべて飼い主が一手に引き受けることになります
言ってみれば、ペットの寿命は飼い主次第というわけです
(この証拠は、近年のペットの健康ブームによる寿命の大幅な伸びとなって現れています)
ですが、犬も猫も人間も、ただ長生きするために生まれてきたわけではありません
適度な楽しみがあり、窮屈に縛ることなく「できるだけ長生きさせよう」と見守る考えでいたほうが
ペットにとっても、飼い主にとってもより良い生活を送る秘訣ではないでしょうか
(最後に、記事で紹介したウルちゃんの宣伝)